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胎盤(たいばん)とは、哺乳類のメス (動物)である。
母体由来の基底脱落膜と胎児由来の絨毛膜有毛部とから構成されている。
形態は動物種により異なり、馬、豚などにみられる散在性胎盤、反芻類にみられる多胎盤、食肉類にみられる帯状胎盤、ヒト、猿、マウスなどにみられる盤状胎盤に分類される。
胎盤と胎児は臍帯で連絡されている。
胎盤の主な機能は母体側と胎児側の代謝物質交換、ガス交換や胎児側への免疫学的支援である。
また、ホルモンを産生し、妊娠を維持する。
胎盤は分娩時、胎児のあとに後産として娩出される。
胎盤を形成すること(胎生であること)は哺乳類の大きな特徴であるが、哺乳類以外の動物の一部にも胎生(胎盤の形成)がみられる。
(イタチザメ等)
[[Imag Gray39.png|right|300px|thumb|胎盤の構造(上図の一部を拡大したもの) 上部母体側から酸素、養分に富む動脈血が赤と青の細かい点で描かれた空隙、すなわち絨毛間腔内に放出され、静脈から母体に戻る。
一方、図右下にある臍帯(へその緒)から絨毛間腔側に向かって臍動脈が流れ、図中に樹木のように見える絨毛を経由するうちに、ガス交換、栄養吸収、老廃物の放出が行われ、臍静脈を経由して胎児側に戻る。
図中の用語を左上から、右下に向かって以下に示す。
絨毛 (Villus)、
海綿層 (Stratum spongiosum)、
母体血管 (Maternal vessels)、
胎盤中隔 (Placental septum)、
周縁洞 (Marginal sinus)、
絨毛膜 (Chorion)、
羊膜 (Amnion)、
栄養膜 (Trophoblast)、
2本の臍動脈 (Umbilical arteries)、
1本の臍静脈 (Umbilical vein)、
臍帯 (Umbilical cord)、いわゆる「へその緒」。
なお、臍動脈と臍静脈の色は実際とは逆に描かれている。
]]
[[ファイ Human_placenta_baby_side.jpg|300px|thumb|right|ヒトの胎盤 出産後数分経過した時点のもの。
写真上部の白い紐状の組織が臍帯。
指を指している部分が胎児の頭部の位置に相当する。
容器と接している面が母体側である。
写真下側に胎盤を取り囲んで白く不透明に見える組織は羊膜の一部。
なお、胎盤のラテン語表記 placenta は平らなケーキという意味であり、写真の形状とも合致する。
]]
1.ヒト成熟胎盤の構造
2.ヒト胎盤の内分泌
3.産後の胎盤の利用
4.関連項目
5.外部リンク
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